うちでは、数検の先取り学習をしばらく続けた後に、教材の一つとしてスタサプを取り入れました。結果、数検を卒業した後も使い続けています。実際に利用してきた感想をまとめました。
子供にとって良いところ
先取りもできる
小学生からお家でコツコツとお勉強を始めると、先取り学習の範囲に入っていくお子さんが多いと思います。
スタサプは無学年方式なので、何年生の勉強でもすることができます。
算数検定で言えば、たとえば6級の単元は6年生と5年生の単元から出題されますが、スタサプはどちらの学年も、勉強したい単元を選んで映像授業を受けることができます。
苦手な6年生の単元の速さをやって、5年生の単元の割合をやってといった具合です。
何度も見返すことができる
塾や学校の授業では、得意な単元も苦手な単元も、授業がどんどん行われていきます。
一方、映像授業は苦手な単元を何度でも見返すことができます。
例えば、数学検定の過去問を演習していて、理解が浅いと感じた単元の授業を重点的に見返すことができますし、学校で休んでしまった授業の単元をお家で見ておくといった使い方もできます。
早くから映像授業に慣れることができる
最近は、大手予備校のほとんどが高校生向けに映像授業を行っています。質の高い授業を、地域や時間を問わず受講できるため、高校生の間で人気です。
早いうちから慣れ、集中して映像授業に取り組めるようになれれば、小学生や中学生でも、質の高い映像授業の恩恵を十分に得ることができるでしょう。
一人でも進められる
可能であれば親子で一緒に進めてあげたほうがいいと思いますが、スタサプは操作が簡単ですので、子供一人でも進められます。
普段から新しい単元はできるだけ子供と一緒にスタサプで勉強するようにして、気を付ける点などもときどき口を出してあげれば、一緒に勉強できないときでも、子供一人で新しい単元をきちんと進められると思います。
お家の人にとって良いところ
授業に当たりハズレがない
学校では、教え方の上手な先生もいれば、そうでない先生がいることもあります。スタサプではそういった心配はありません。
低学年の単元では興味を引くようなイラストなどで分かりやすく解説され、そして学年が上がってくると有名な講師によって分かりやすく解説される授業を受けることができます。
それでも、おすすめはできるだけ横について一緒に授業を見ることです。ときどき口を出しながら、毎日の勉強習慣の流れを作ってあげるのが良いと思います。
学習時間の管理
子供の勉強に横についていてあげることができず、一人で勉強してもらうときなど、どんな勉強をしていたのか、保護者の端末で確認することができます。
一目で分かるように可視化されるので、学習内容や時間の確認を簡単に行えます。
なんといっても低価格
スタサプのスタンダードコースの月額は2000円程度。参考書2冊分くらいの料金です。
この料金で各科目の授業が受けられる塾はまずないでしょう。自分で印刷すれば、テキストの代金も不要です。
うちでは数検の苦手単元の授業を受けるために利用を始めましたが、そういった使い方であれば、スタンダードコースで十分だと思います。
教える側の予習に使える
子供のためだけでなく、教える側の予習にも役立ちます。
私の場合、子供の数学の単元が進むにつれて、上手に教えてあげることができないことがありました。
スタサプの有名講師による分かりやすい映像授業は、教える側にとっては、子供への教え方の予習として見ることができます。
気になったところ
私の場合ですが、利用しているうちにだんだんと、テキストの印刷がおっくうになりました。
長く続けているとけっこうなプリント量になるので、スタサプで販売している専用のテキストを購入しました。
しかしこれが、届くまでに1週間くらいかかったりするので、アマゾンなど翌日配達に慣れてしまっている身としては、不便さを感じていました。
年末年始にかけて注文しようものなら、さらに日数がかかるので、年明けの休みの間のお勉強のためならば、かなり早めにテキストを注文するか、あきらめてせっせとプリントをするかしないといけません。
もう少し早くテキストが届いてくれたらと思っています。