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読書大好きっ子になったきっかけ

世の中には本が好きでしょうがない子もいるんでしょうが、うちの子はそうではありませんでした。

文庫本では続かなかった読書習慣

国語がそれほど得意じゃないと気づいてからは、少しでも読解力アップの足しになればと、角川つばさ文庫の小学生が好きそうなタイトルを色々と読ませてみたりもしました。

好きこそ物のとあるように、読書好きになって自分からすすんで本を読むようになってくれればと願っていたのですが、うまくいきませんでした。

怪盗レッドという有名タイトルは自分からどんどん読んでいましたが、他のタイトルには興味を引かれないらしく、読むように言われたら読むという感じでした。文庫本では毎日の自発的な読書にはつながりませんでした。

怪盗レッドのシリーズは楽しんで読んでくれたのですが、読み終わってしまってからはまた以前のように読書から遠ざかってしまいました。

突然の読書大好きっ子

自分からは本を読もうとしないうちの子でしたが、ある日を境に読書好きに変身しました。

たまたまどこかで読んだマンガが面白かったらしく、続きが読みたいと言われて探したのですが、どうやらマンガではまだ続きが出ておらず、原作の小説でしか続きが読めないもののようでした。

その小説は無料で読めるようだったので、試しに読んでみるよう薦め、その日は終わりました。

その後しばらくして、子供が静かにタブレットを使っている時間が多いことに気づきました。たいてい、子供がタブレットを使っていると、動画やらゲームの音が聞こえていたのですが、静かに画面を見て、ときおり「おぉー」とかなんとか感嘆している様子でした。

うちの子は、タブレットを使って、小説を読みふけるようになっていました。

お試しで小説を読むよう薦めた日を境に、もともとマンガで読みたがっていたタイトルの小説はもちろん、その他の小説も次々に読破していき、今ではタブレットを使うほとんどの時間を読書に費やすようになりました。

ライトノベルって何?

うちの子供が夢中になって読んでいるのは、いわゆるライトノベルと呼ばれる小説です。

若い世代の読者をターゲットにした読みやすい内容で、主人公が異世界へ転生して活躍するといったファンタジー的な内容のタイトルが多くあります。

マンガ化したりアニメ化する作品も多く、うちの子に言わせると、アニメになっている作品のほとんどは原作を一度は読んだことがあるそうです。

有料?無料?

ネット上のライトノベルに分類されるタイトルは非常に多くあり、全話が無料だったり一部が無料だったりと、価格の設定も色々とあります。

人気が高く面白いものは有料なことが多いようですが、アマゾンでは無料で読めるものもけっこうあります。

アマゾンで読み放題のライトノベル

人気の小説はダウンロード版でも1巻で1000円くらいしますが、アマゾンのKindle Unlimitedでは、読み放題(月額980円)で読める作品もたくさんあります。

ライトノベルは小学生でもサラサラと読めてしまう作品が多くあるので、どうせ1話購入するなら、読み放題がおすすめです。

うちの子の場合、これに加えて無名の新人さんが小説を毎週投稿している、アルファポリスのようなサイトで、好みの作品を探したりもしています。

ただし、ライトノベルにはお子さんによっては刺激が強い作品もあるので、注意が必要です。

うちの子は、好みの作品を見つけると、嬉しそうにあらすじを報告してきます。

まとめ

子供が高学年になってからは、まんべんなく色々な科目の勉強が毎日できるよう、各科目どれだけ短時間で勉強を終わらせられるかを気にかけていました。

国語の学習に関しても、毎日続けられることを最優先に考え、5分~15分程度の短時間で1単元が終わるテキストを何冊かやらせていました。短いときは10分程度、どんなに長くても1時間程度の学習です。

そんな調子なので、数時間の読書を毎日の勉強に組み込むなんてことは不可能でしたが、ライトノベルと出会ってからは、自発的に毎日かかさず読書をしてくれるようになりました。

そんなこともあり、市販のテキストと読書を1年ほど続けた結果、以前とはくらべものにならないくらい上手な作文やレポートを書くようになりました。

テキストを続けられたのも良かったと思いますが、ライトノベルで積み上げた膨大な読書量が、国語力アップの一助になったものと思います。

読書嫌いなお子さんにはおすすめです。

市販のテキストについてはこちらの記事で紹介しています。

国語のテキストは毎日短時間づつ