普通の子が7歳から自宅で算数 10歳で数検3級に合格 テキスト、手作りプリント、勉強のコツご紹介!

方程式の文章題に苦労した、数学検定5級におすすめの問題集

算数検定という呼び名は6級まで、5級からの呼び名は数学検定となります。

数学検定5級からは、1次試験(計算技能検定)と2次試験(数理技能検定)の二つの試験になります。

簡単に言えば1次試験は計算問題、2次試験は文章問題です。

うちの子は5級の方程式の文章題に苦労しまして、解法を習得しやすいよう、問題のパターン別に自作問題を作ってあげたりもしました。

それでは5級におすすめできる問題集をご紹介します。




特におすすめの問題集



過去問題集5級|2022年版

問題のレベル 3
問題のボリューム 3
解説や工夫 3
おすすめ度 5

検定協会が発行する過去問集の最新版!

2021年に中学校の学習指導要領が変わりました。この問題集には2021年度の過去問が収録されています。

最新の試験の傾向と対策を知ることができる1冊です。

同シリーズの6級までは、全6回分の過去問が収録されていますが、5級からは、収録されている検定は全4回になります。

すぐに終わってしまいますので、演習を数多くこなすため、他の問題集もそろえたほうが良いでしょう。

ーこんな使い方がおすすめー
〇 検定対策の総仕上げとして
〇 最近の試験への傾向と対策で無駄のない学習のため
〇 過去問演習用メニューの一つとして



過去問題集5級|2017年版

問題のレベル 3
問題のボリューム 3
解説や工夫 3
おすすめ度 4.5

少し前の定番過去問集!

2022年版が発売されたので、書店の店頭では見かけなくなりましたが、ネットでなら見つかります。

あくまで優先順位は2022年版の過去問集ですが、良い問題がたくさん収録されていますので、最新版を終わらせた後に、より多くの問題にふれさせる意味でも、そろえてあげるとよいでしょう。

ーこんな使い方がおすすめー
〇 2022年版を終わらせた後、次の1冊として
〇 毎日行う過去問の演習用の1冊として



過去問題集5級|2014年版

問題のレベル 3
問題のボリューム 3
解説や工夫 3
おすすめ度 4

少し古いですが、過去問リピート用には十分な内容!

たくさんの問題にふれ、どんな問題もスムーズに解けるようになればなるほど、合格は近づいてきます。

あくまで2022年の最新バージョンが優先ですが、良い問題がたくさん収録されていますので、毎日の練習問題のために用意してあげたい1冊です。

ーこんな使い方がおすすめー
〇 毎日行う過去問の演習用の1冊として



テキストと過去問で学ぶ数学検定5級

 

問題のレベル 3
問題のボリューム 5
解説や工夫 4
おすすめ度 5

単元ごとの出題傾向にも触れている一冊

一番のおすすめテキストです。

出題傾向について、「ここはよく出る」、「あまり出ない」、といったポイントが記されています。

学習中の単元の中でも、特にどの辺に力を入れれば良いかよくわかります。

数学検定5級では、テキストや問題集が1冊だけでは、1次試験は合格できるかもしれませんが、2次試験は難しいかもしれません。2次試験のことを考えると、もっとたくさんの問題パターンにふれておかないと合格は難しいと思います。

まずはこのテキストを一通りやって、出題の傾向などをつかんでから、他の過去問集へ進んでいくとよろしいかと思います。

ーこんな使い方がおすすめー
〇 単元ごとの出題傾向のポイントを知りたいとき
〇 過去問だけでなく、基礎から応用まで詳しいテキストがほしいとき



数学検定過去問題集5級

問題のレベル 2.5
問題のボリューム 5
解説や工夫 5
おすすめ度 5
改訂版が待ち望まれる創育の黄色い問題集

収録されているのは過去問だけではありません。単元別のよくでるポイントや問題も収録されていて、それらの問題には、正答率までついています

正答率の低い問題だけをピックアップして仕上げの学習をしたりと大活躍の1冊です

ーこんな使い方がおすすめー
〇 毎日の過去問リピート用の1冊として
〇 苦手な単元の問題を集中して行うとき
〇 学習の仕上げとして正答率の低い問題にチャレンジするとき



数学検定問題集5級

問題のレベル 2
問題のボリューム 3
解説や工夫 3
おすすめ度 4

学習を初めた頃におすすめの一冊

創育の赤い方の過去問題集です。黄色の方とは違い、こちらに収録されているのは過去問だけで、正答率はついていません。

昔の過去問集で、問題の難易度はやや低い印象があります。この問題集をメインにしてしまうと、本番では難しいと感じてしまうかもしれません。

ーこんな使い方がおすすめー
〇 学習の初期段階の演習用として
〇 短時間で勉強を終わらせたいときに



本試験型 試験問題集5級

問題のレベル 3.5
問題のボリューム 4
解説や工夫 4
おすすめ度 3

書店でもよく見かける試験問題集

書店でもときおり見かける、手に入りやすい問題集です。

過去問ではありませんが、本番と同じような構成で、5回分の試験が収録されています。

堂シリーズのとても古い中古本もネットではよく見かけますが、出題傾向もあるので、選べるのであればできるだけ新しい発行日のものがよろしいと思います。

このシリーズはどういうわけか、出版社のホームページ上の発行日と、販売中の書籍に記載されている発行日が違っているものがあったりして、再編集したものなのか、同じ内容なのか不明です。

算数検定の6級までの問題集としては同シリーズは難易度が高めの印象がありましたが、5級くらいからその差異がそれほど大きくは感じなくなりました

ーこんな使い方がおすすめー
〇 毎日の演習用の一冊として



あればさらに安心のテキスト

文章題入門帳5級

要点整理5級

数検の過去問がコンビニでいつでも買える!?

コンビニで数検の過去問が購入できます。

1回分の過去問の割に値段が高いですが、本番と同じような用紙で試験の予行演習ができるので、初めての試験のときには予行演習をしておくことをおすすめします。

予行演習は絶対にやっておいたほうがいいですよ!

なぜ予行演習が必要なのか、購入方法もこちらの記事です

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まとめ

方程式の文章題はこれまでで一番時間がかかりました

5級の試験内容は、中学1年生の範囲から30%、6年生の範囲から30%、5年生の範囲から30%、そして特有問題が10%です。

中学1年生の数学からは、文字式や方程式といった、いわゆる数学らしい単元が始まります。

うちの子供の場合、方程式の計算自体は、これまでの学習と同様に、毎日演習をこなしていくにつれ、速くそして正確に解けるようになっていきました。

しかし、自分で立式する、方程式の文章題に関しては、過去問の演習だけではなかなか上達しませんでした。そのため、方程式の各パターンごとの文章題を自作し、かなりの時間をかけて学習させました。

一つの単元に1か月ほどの時間をかけたのは後にも先にもこれが初めてでした。

方程式の文章題対策にはこういったプリントを作りました

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