2020年4月から、ルールの変更がありました。11級、10級、9級は個人受験ができなくなりました。また、ほとんどの試験で、途中退室が認められなくなりました。
数検は個人受験をインターネット申し込みすると、マイページから過去の受験履歴を見ることができます。
受験方法について
基本的な内容は数検のサイトに最新の情報が出ています。
ここでは、基本情報の他に、受験日や場所などを後からデータで見直すなら個人受験のネット申し込み、早く受けたいなら提携会場受験、といった実際に各受験方法で受けてきて感じたこともご紹介しています。
申し込む際のご参考になれば幸いです。
受験の方法は3つあります。各受験の方法を簡単に説明していますので、ご参考にしてください。
- 個人受験
- 団体受験
- 提携会場受験
① 個人受験
個人受験では、受験者が検定協会に申込を行います。
うちの子供はこの方法での申し込みをすることが一番多いです。ネットからこの個人受験を申し込むと、後から受験データの一部を見ることができます。
個人受験の試験会場は県庁所在地などの全国の主要都市で、申込の際に最寄りの試験会場を選択します。かず・かたち検定の場合は、自宅で受験となるそうです。
個人受験は年に3回、4月・7月(または6月)・11月(または10月)に実施されます。
数検ホームページ(インターネット)、書店(2019年10月で終了)、郵送、コンビニと3通りの申し込み方法があります。
インターネットでの申し込みは、支払い方法によって申し込み先のリンクが異なります。
- コンビニ、Pay-easy、クレジットカード
- 楽天ペイ、LINEペイ
①のコンビニ、Pay-easy、クレジットカードでの支払い方法で申し込みをする場合、初めての申し込みの際にIDとパスワードを設定し、次の受験の際にもこのIDとパスワードでログインして申し込みを行います。
この方法で申し込みをすると、過去の申し込み履歴が表示できます。日付や階級、受験地の情報が一覧で表示されるので、あとから見返す際にとても便利です。
② 団体受験
団体受験は、学校や塾などが実施校として事前に登録し、5人以上の受験者がまとまると実施することができる受験方法です。それら団体に所属している者が受験することができ、申込は団体の担当者が行います
算数検定の6級から11級、かず・かたち検定は団体受験に限って、2階級同時の併願受験をすることができます。
③ 提携会場受験
提携会場受験は、提携機関が実施し、個人受験のように誰でも申し込みができる受験方法です。
うちの子の受験では、個人受験に不合格だった際に、できるだけ早く次の受験をするためにこの制度を利用するほか、ある程度のレベルまで習熟度が達したタイミングが、個人受験の時期とは合わなかったときなどにこの申し込み方法を利用しました。
たとえば、10月の個人受験から次の個人受験まではおよそ半年ですが、提携会場受験であれば半年も待つことはありません。
個人受験は年に3回しかありませんが、提携会場受験であれば、最短で1か月半ほど先の受験の申し込みができます。
こういった方向けの受験制度とされています
- 個人受験の会場が遠い
- 所属する団体では、団体受験を実施していない
- もっと受験をしたい
受け入れ会場の収容人数の関係で、申し込みを早々に締め切られてしまうことがあるため、提携会場受験は早めの申し込みがおすすめです。
また、提携会場受験では、試験後に問題用紙が回収されますので、すぐに自己採点をすることはできません。
問題用紙は後日、白紙のものが検定結果と共に送られてきます。
インターネットで申し込みをしても、提携会場受験での受験履歴は、個人受験のそれのようにIDで参照することはできません。
まとめ
- すぐに自己採点をして合否を知りたい方や、受験の履歴をマイページからデータで見たいという方は、個人受験をインターネット申し込みするのがおすすめです
- 提携会場受験は、学習のタイミングが個人受験に合わなかったときや、できるだけ早く受験をしたいときにおすすめです