普通の子が7歳から自宅で算数 10歳で数検3級に合格 テキスト、手作りプリント、勉強のコツご紹介!

5級から3級までのつまづきや合否のポイント

1次の倍以上の時間がかかる2次の勉強

数検5級から3級は、中1から中3で学習する内容に相当します。試験の名称も算数検定から数学検定へと変わります。

また、算数検定では分けられていなかった計算問題と文章題ですが、数学検定からは計算問題の1次試験、文章題の2次試験といったように、二つの試験に分かれます。

それにともなって、数学検定では、3通りの合格証が発行されます。

1次試験のみが合格点に達していれば計算技能検定の合格証、2次試験のみが合格点に達していたなら数理技能検定の合格証が発行されます。

実用数学技能検定の合格証は、1次試験と2次試験の両方に合格すると発行され、1回の試験で、1次と2次の両方が合格点に達していたときは、実用数学技能検定の合格証のみが発行されます。

計算技能の1次試験は、ただただ計算をするだけで、わりと簡単なので、該当する級の計算技能検定の合格証だけでも欲しいというときは、短期間の学習でも十分に合格が狙えます。

あくまでイメージですが、2次試験を合格するためには、1次試験の倍以上の学習時間が必要でした。1次と2次には、そのくらいの難易度の差があると思います。



ついにコンパス登場、作図問題が出る3級

うちの子供は、この3級の合格を目標として自宅学習を続けてきました。

数検では算数検定8級以上の当日の持ち物に、コンパスが挙げられているのですが、実際に使う機会はこれまでありませんでした。過去問でもコンパスを使う問題には出会いません。

しかし、ついに3級でコンパス君の出番がやってきます。

3級は中学3年生に相当しますので、小学4年生の算数のような単純に円を書くだけではもちろんありません。

いくつかの条件に沿って指定された作図を行いますが、直線を引いたり、円を描いたりといった、回答にいたる工程も番号で示す必要があります。

これはちょっと悩みました。私自身がこの単元を全く覚えていなかったため、学習を後回しにしてしまいましたが、実際に教えてみれば、覚えておかなければいけないルールは単純でした。

作図問題は、だいたいコンパスを使う線分の引き方を組み合わせていく工程を経て作図していきます。

コンパスを使うこれらの線分の引き方をマスターすれば、だいぶ回答できるようになります。ただ、どれを組み合わせていけばよいのか、思いつかないことも多いので、これらの基本をしっかり覚えたら、作図問題をたくさんこなしていくのがよいと思います。

作図の問題で使う線分の引き方はこれら4つ
垂直二等分線の引き方
線上の点を通る垂線の引き方
線外の点を通る垂線の引き方
角を二等分する線の引き方

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やっぱり2次試験でつまづいた、数検4級

5級に続き、4級でも2次試験が不合格となり、計2回受験しました。

4級の試験も1次試験はそれほど難しくありません。1次試験は計算問題ですので、これまでにどれだけコツコツとやり込んできたかで合否が決まります。毎日のように計算問題の演習を行っていれば、想定外のアクシデントがない限りは合格できるでしょう。

ただ、4級も2次試験の壁は高かったです。

5級で時間をかけてじっくりと学習した方程式は連立方程式に発展し、比例も一次関数に発展します。

どちらの単元も、1次試験の計算技能検定ではそれほど難しくはありませんが、2次試験の数理技能検定で出題されると、1次試験のような似たようなパターンで出題されるわけもなく、とたんに難しくなります。

5級のときと同じく、一回目の受験の前には1次と2次の両方を平行して勉強していました。そして不合格であることがわかってからは、2回目の受験まで2次試験のためだけの学習を行って合格することができました。

2次試験のためだけの学習方法といっても、それまでとほとんど変わらず、ただただ毎日演習をこなしていっただけなのですが、全く同じ問題集ばかりを続けてもいいものかと懐疑的になってきて、出版されてすぐの問題集を購入して毎日の演習メニューの一つに加えました。

新たに追加した問題集は、よく使われている過去問集よりも、難易度が少し上のようでした。

2回目の受験で2次試験にも合格することができました。2次試験への対策だけを集中的に行って、各単元の本質の理解に近づいたから合格できたものと思います。本質の理解をしていないと、問題のパターンが変わると解法が分からなくなってしまうようなので、定番以外の問題集も使って、さまざまなパターンで回答できるかどうかを確かめるのが、きちんと理解できているかをはかるには良いと思います。



2度目の受験で合格した数検5級

数検の学習で一つの単元にもっとも時間をかけたのは、方程式でした。

方程式といっても、計算技能ではなく、自分で立式しなければいけない文章題のほうです。

一か月ほどかけて方程式の文章題を集中的に行って、だいぶ得意になってはいましたが、1回目の受験では2次試験が不合格でした。

数検5級の問題は、中1、小6、小5が各30%、それに特有問題が10%の割合で出題されます。

5級からは割合の計算が入ってぐっと難易度が上がる印象があります。中1の単元だけでなく過去の単元も苦手なままになっているところがないか、注意してあげる必要がありました。

通常のレベルの過去問では合格ラインを超えていましたが、本番ではこれまでに解いたことがないようなパターンの問題も現れます。

解いたことがないパターンの問題でも、単元の本質が理解できていれば回答は導けるはずですので、2度目の受験に際しては、新しい単元の文章題をこなしつつ、過去の苦手そうな単元の文章題も毎日の演習に加えました。

5級で使用したテキスト

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