ファンタジーっぽい感じの比例の説明は、うちの子が中1の比例の単元まで進んだときに、もう少し興味をもって楽しく勉強させてあげられないものかと始めたものです。
小5、小6と少しづつ発展してきた比例の単元は、中1で本格的なものになってきます。
中学1年生では、たいていは1学期に、正負の数(プラスとマイナス)と文字式をやって、2学期に方程式、そして比例と反比例をやっていく流れだと思います。
そんなわけで、中1の比例は、正負の数や文字式の単元がすでに身に付いているという前提で始まります。
説明に使った感じのファンタジー挿絵はこちら。解説は下のほうにあります。
このプリントは問題の解き方の説明ではありません。中1の比例の概要の説明です。
比例定数がプラスのときの説明
比例定数がマイナスのときの説明
ここから解説
小6では、【y=決まった数×X】で表していた式は、中学からは、y=aXで表します。y=a×Xのことですね。
見たまんまですが、【決まった数】は【 a 】の文字に置き変わります。【比例定数】と呼ばれます。
この、【y=aX】が中1の比例のかなめになっていきます。
小5、小6で使ったファンタジーっぽい比例の説明では、決まった数を【女の子の才能】、Xを【武器の強さ】として説明をしてきましたが、中1の比例ではプラスとマイナスがかかわってきますので、少し複雑になります。
プラスは光、マイナスは闇(やみ)として、子供が好きなスマホのゲームそのままな感じで説明していきます。
プラスとマイナスですが、ここでは掛け算さえできれば問題ありません。
プラス×プラス=プラス、マイナス×マイナス=プラス プラス×マイナス=マイナス、これだけ知っていれば大丈夫です。
例えば、y=aXの比例の式で、yをこうげきするパワー、aを女の子の才能として、女の子の才能を光属性の強さ3とすると、このような式になります。
y=3X
そして、女の子の使う武器も光属性で強さが2であれば、
y=3×2となり、
こうげきするパワーは6(光の6のパワー)となります。
また、
女の子の才能が光の3で、武器の強さが闇の2であれば、
y=3×-2で、攻撃するパワーは-6(闇の6のパワー)となります。
これらを現した挿絵とグラフがこちらです。
さらに別の例として、
女の子の才能が闇の3で、武器の強さが光の2であれば、
y=-3×2となり、こうげきするパワーは、-6(闇の6のパワー)となります。