普通の子が7歳から自宅で算数 10歳で数検3級に合格 テキスト、手作りプリント、勉強のコツご紹介!

小5算数|割合の計算方法をイメージで教える|算数検定7級

割合の問題の解き方の簡単な覚え方

「く・も・わ」は「くらべる数・元になる数・割合」

割合の問題は、算数検定では7級(5年生で習う範囲)で出題されます。

割合は、「くもわ」の図で解法を覚えさせてあげるのが塾などでは定番なようで、学習方法を検索すれば、たいていこの方法が紹介されています。

確かにとても簡単で、数字さえ当てはめることができれば、幼い子供でも回答することができ、うちの子供にもこの方法で教えていました。

ただ、学習してしばらくすると、「くもわ」で覚えたはずなのに、いつのまにか「もくわ」に変わってしまったりして、「くもわ」で覚えたはずの平仮名の配置がこんがらがってしまっていることがありました。

「くもわ」が特に意味のない言葉であるために、しばらくすると忘れてしまうようなのです。

それをふまえて、言葉や配置を忘れてしまっても思い出せるよう、計算方法をイメージ図にして覚えさせました。

「くもわ」は「雲の輪っか」として言葉に意味をもたせました。また、それぞれの平仮名が意味するところも、蔵、だしの素、割りばしなどのイメージを添えて、言葉の語呂とイメージで引き出しやすくしました。

この割合の計算方法の「くもわ」と速さ時間距離の「みはじ」の計算方法のプリントは、どちらもずっとトイレに貼ってあります。はがすタイミングを逸してしまって、今も貼ってあります。



「くもわ」の図の使い方

たとえば、くらべる数を計算したいときは、「く」を指で隠せば、「も(元になる数)×わ(割合)」が計算方法だと分かります。

また、「わ」の「割合」を計算したいときは、「わ」を指で隠せば、「く(くらべる数)÷ も(元になる数)」だということがわかります。また、この割り算は分数で表せば、「も」分の「く」ですが、その分数もこの図で表されています。

「くもわ」のイメージ
B5サイズPDF



まとめ

割合の計算は、小学5年生の範囲に相当する、算数検定7級から出題され始めます。

7級以降もたびたび出題されるため、「くもわ」の公式はぜひマスターしておきたい単元です。

自宅での先取り学習では、ほとんどの算数の単元で、立ち止まることなく着々と進んできたうちの子供でしたが、この単元を含む算数検定の7級に沿った学習を行っていたときに、初めてなかなか理解が追いついていないことを感じました。

そして、なかなか理解しないままで受けた算数検定7級で、初の不合格となってしまいました。

割合の問題では、どちらが元になる数で、どちらがくらべる数なのか、問題によって問いの言い回しも異なるため、まずは問題を完全に理解するということに苦労をしました。

幸いにも、割合の文章題は、問題をやり込むことによって、問われるパターンを学習して、最終的には身についていきました。

割合の文章題にふれ、算数の学習とはいえ、この先は文章題を読み解く国語力も必要になってくることを強く感じました。