普通の子が7歳から自宅で算数 10歳で数検3級に合格 テキスト、手作りプリント、勉強のコツご紹介!

数検の試験本番の前までに言っておきたいことやっておきたいこと

受験の当日にも伝えておきたいこと

試験本番のお約束は何度でも伝えます
〇 見直しをすること
〇 わからない問題や時間がかかる問題は飛ばすこと
〇 答えは問題にも書いておくこと(自己採点用)

うちの子は、間違いなく合格するだろうと思っていた7級の試験に不合格だったことがありました。

その試験の回は、全体の合格率も80%くらいあり、いつもと同じような難易度の試験でした。

しかし、試験直後に子供に様子を聞いてみると、「難しい問題が1問あったので、ずっとそれをやっていて、見直しする時間がなかった」とのことでした。

自宅で過去問を演習すると、計算ミスを2~3問することもあったので、間違い直しをしていないのはちょっと怖いなーと思っていました。

結果は不合格でした。

全問正解が普通、せめて2問間違いくらいでとどめてほしい計算問題で数問の間違いがありました。

間違えた問題をあらためて解けば全て正解。緊張したせいで普段よりも間違いが多かったのだと思います。

見直しさえしていれば、これらの問題は正解だったかもしれません。

敗因は明らかに、1問への時間のかけすぎで見直しができなかったことでした。

数検は、出題される問題の10%に、特有問題というのがあり、思考力を問うような問題です。

過去問集には出てこなかったような問題が出題されることも多く、うちの子にとっては初見では解くのに時間がかかってしまうような難問です。

時間がかかりそうな問題は一番最後にして、全体の見直しを優先する、これだけのことなのですが、なかなか身につかず、ヤキモキさせられました。



試験の前に習慣づけたいこと

見直しを習慣づけする

見直しする習慣をつけ、可能なら見直しスピードのアップも
試験の数週間前には、苦手な単元の学習も終わって、あとは過去問をやり込むだけになっているでしょう。
この時期に、できるだけ見直しまで行う指導をしてあげていると、本番でもきっちり見直しをしてくれます。
大人であれば、本番だけは見直しをするという道理もわかるのですが、小さなお子さんだとなかなかそうもいきません。
普段やっていないことは本番でもなかなかやってくれません。
試験会場は慣れ親しんだ場所でなく、周りも知らない人ばかりです。とても緊張してしまうものです。
普段と同じパフォーマンスで試験に臨めるよう、過去問をするときには、試験が近くなってきたら、見直し作業の時間も勉強に含めるのがよいと思います。



見直しに優先順位をつける

6級までならば、計算問題だけでも見直しができると合格率が上がります
見直しの優先順位をつけてあげるのも良いでしょう。
過去問を一通りやって、見直しまでするとなると、勉強時間も増えるので、小さいお子さんでは見直しを嫌がったりすることもあるかと思います。
そんなときは、6級までの検定であれば、計算問題だけでも見直しするよう指導してあげると良いでしょう。



見直しを速くできるようにする

5級以上では見直しのスピードも大事になってきます!
5級以上では、1次と2次の二つの試験を行います。1次は多くが計算問題計の計算技能検定、2次は文章題ばかりの数理技能検定という構成になります。
試験のボリュームはぐーんと上がります。
計算もだんだんと複雑になってきて、6級まではたっぷりと余っていた試験時間もそれほど余裕がなくなってきます。
見直しはやって当たり前、そのスピードも大事になってきます。
目視で計算の間違いを探せるようになっていると、見直しを速く行うことができます。
目視で見直しをするくせがつけられると良いでしょう。



まとめ

試験当日はソワソワとバタバタで、親子そろってお約束を忘れてしまったりします。

大事なことは、普段から繰り返し説明してあげて、さらに直前にも繰り返し伝えてあげると良いでしょう。

見直しは、過去問の演習を行った際に実践させ、「終わったら見直し」の流れを頭にしみ込ませてあげると良いでしょう。

時間がかかる問題を飛ばしていくことも大事です。幼いお子さんにはをお約束を繰り返し伝えることも大切です。