スキャナー付きプリンターは必須アイテム
スキャナーを使うようになると、学習方法の幅がぐっと広がります。
過去問などはスキャンして取り込んでおき、白紙の状態で印刷すれば、何度でも繰り返し、書き込みながら学習することができます。
この機種しかない!コスパ抜群のスキャナープリンター
子供の勉強用に初めて購入した初代のスキャナープリンターは、長く使っているうちに、コスパの悪さが露呈しました。
お家のお勉強に使うプリントは、多い日は1日で10ページを超え、インク代がけっこうかさむのです。全色で7000円くらいのインクがどんどんとなくなっていきました。
4年ほど使ったところで初代のプリンターの調子も悪くなってきたので、リサーチを重ねて、下の条件に一番合うスキャナープリンターを新調しました。
- 純正インクのコスパが良い
- 純正インクの印刷で、年月による写真の劣化が少ない
- 写真印刷が綺麗
- 印刷が速い
この条件に当てはまったのは、エプソンの1機種だけでした。本体代金は少しお高めですが、ランニングコストがダントツに安いので、たくさんの印刷をするのであれば、この機種一択です。2021年モデルが発売されていますが、2020年モデルでも十分です!
2021年モデル
スキャナーの使用シーン
① 問題集のスキャンで繰り返し学習
たとえば、過去問を何冊か用意して、何度も繰り返し行うときには、プリントにしてしまえば、その都度書き込むことができます。
プリントに答えを書いて採点し、とっておけば、しばらくして同じ過去問を行うときに、以前はどのように間違えたかなどといったことも簡単に把握できます。
たとえば数学検定の過去問をスキャンする場合、1冊で30分~1時間くらいです。
お子さんが勉強している横で、質問待ちをしながらスキャン作業をしていれば、すぐに片付きます。
スキャン方法ですが、スキャナーについているボタンを1回クリックでコンピューターに取り込めるものもありますし、コンピューターの画像処理ソフトから行う方法もあります。
② 自学ノート用
スキャンしたデータをB5サイズでプリントすれば、一般的なノートの1ページに1枚ずつ貼り付けていくことができます(ちょっとはみ出ます)。
最近は「自主学習ノート」と呼ばれる、いわゆる「じがくノート」の提出を毎日行うよう指導する学校が増えています。じがくノートとは、校外での学習ノートです。
そんなときにも、このB5サイズでプリントしたテキストが役立ちます。プリントに書き込めるくらいの計算や式は書き込んでからノートに貼り付け、プリントに書き切れないものはノートにも書き込んでいきます。プリントは1ページに1枚貼り付けたり、数枚を重ねて貼り付けたりします。
本来の自学ノートの目的は、興味のあることを校外での学習で掘り下げていくといったようなところで、素晴らしい自学ノートの例がお手本として配られます。
書き込んだプリントを貼り付けるだけだと快く思わない先生もいらっしゃるかもしれませんが、たとえプリントであっても、親子で一緒にやってる感を出していると、個人面談などでも割と受けは良かったです。
③ 漢字プリント用
スキャナーというよりもプリンターとしての機能を使用してになりますが、漢字練習ノートや日記、グラフなど、ひな形を作っておけば、必要なときにプリントして、どんどん自学ノートへ貼り付けていくことができます。
こんな感じでひな形を作っています。お役に立てるようでしたら、どうぞ印刷してお使いください。
https://lifehack.tokyo/category/texts-for-various-subjects-besides-mathematics/
④ 苦手問題のまとめ用
画像編集ソフトと少しの技術が必要になりますが、スキャンしたデータを、フォトショップなどを使って切り貼りする加工ができるようになると、苦手な問題や過去に間違えたことのある問題だけを、コンピューターの中でまとめることができます。
苦手問題だけを1枚にまとめてプリントすれば、何度でも集中的に苦手な問題に取り組むことができ、効率良く勉強をさせてあげることができます。
「置き勉」対策に
最近の学校は、置き勉(教科書などを学校に置きっぱなしにすること)を認めているところがほとんどでしょう。小学生のランドセルは教科書などが多くて重いので、小さいお子さんは風が強い日など、フラフラして危ないです。
本当はドリルなども置き勉にしてしまいたいところですが、漢字ドリルや計算ドリルを使い、毎日のように小テストをしてくださる熱心な先生もいらっしゃるので、なかなか置き勉ができません。
こういったときも、漢字ドリルをスキャンしておけば、テスト前に学校から持ち帰ってくるのを忘れたり、学校に持って行くのを忘れたりのストレスを軽減することができます。