スキャナー付きプリンターがとっても便利
スキャナーを使うようになると、学習方法の幅がぐっと広がります。
過去問などスキャンして取り込んでおき、白紙の状態で印刷すれば、何度でも繰り返し書き込みながら演習を行うことができます。
この機種しかない!勉強、年賀状に使える、コスパ抜群のスキャナープリンター
子供の勉強用に初めて購入した初代のスキャナープリンターは、長く使っているうちに、コスパの悪さが露呈しました。
お家のお勉強に使うプリントは、多い日は1日で10ページを超え、インク代がけっこうかさむのです。全色で7000円くらいのインクがどんどんとなくなっていきました。
4年ほど使ったところで初代のプリンターの調子も悪くなってきたので、この機会にリサーチを重ねて、下の条件に一番合うスキャナープリンターを新調しました。
- 純正インクのコスパが高い
- 純正インクの印刷で、年月による写真の劣化が少ない
- 写真印刷が綺麗
- 印刷が速い
この条件に当てはまったのは、1機種だけでした。本体代金は少しお高めですが、ランニングコストがダントツに安いので、たくさんの印刷をするのであれば、ほぼこれ一択です。
スキャナーの使用シーン
① 問題集のスキャンで繰り返し学習
たとえば、過去問を何冊か用意して、何度も繰り返し行うときには、プリントにしてしまえば、その都度書き込むことができます。
プリントに答えを書いて採点し、とっておけば、しばらくたってからまた同じ問題を演習するときに、間違えた問題や点数を比べたりといったことも簡単にできます。
たとえば数学検定の過去問をスキャンする場合、1冊で30分~1時間くらいです。
お子さんが勉強している横でスキャン作業をしていれば、すぐに片付きます。
スキャン方法ですが、スキャナーについているボタンを1回クリックでコンピューターに取り込めるものもありますし、コンピューターの画像処理ソフトから行う方法もあります。
② 自学ノート用
スキャンしたデータをB5サイズでプリントすれば、一般的なノートの1ページに1枚ずつ貼り付けていくことができます(ちょっとはみ出ます)。
最近は「自主学習ノート」と呼ばれる、いわゆる「じがくノート」の提出を毎日行うよう指導する学校が増えています。じがくノートとは、校外での学習ノートです。
そんなときにも、このB5サイズでプリントしたテキストが役立ちます。プリントに書き込めるくらいの計算や式は書き込んでからノートに貼り付け、プリントに書き切れないものはノートにも書き込んでいきます。プリントは1ページに1枚貼り付けたり、数枚を重ねて貼り付けたりします。
本来の自学ノートの目的は、興味のあることを校外での学習で掘り下げていくといったようなところで、それはそれは素晴らしい自学ノートのお手本が学年の始まりに配られます。
プリントを貼り付けるだけだと快く思わない先生もいらっしゃるかもしれませんが、たとえプリントでも、親子で一緒にやってる感を出していると、個人面談などでも割と受けは良かったです。
③ 漢字プリント用
スキャナーというよりもプリンターとしての機能を使用してになりますが、漢字練習ノートや日記、グラフなど、ひな形を作っておけば、必要なときにプリントして、どんどん自学ノートへ貼り付けていくことができます。
こんな感じでひな形を作っています
https://lifehack.tokyo/category/texts-for-various-subjects-besides-mathematics/
④ 苦手問題のまとめ用
画像編集ソフトと少しの技術が必要になりますが、スキャンしたデータを、フォトショップなどを使って切り貼りする加工ができるようになると、苦手な問題や過去に間違えたことのある問題だけを、コンピューターの中で1枚にまとめることができます。
1枚にまとめたものをプリントすれば、何度でも集中的に苦手な問題に取り組むことができ、効率の良い勉強をさせてあげることができます。
「置き勉」対策に
最近の学校は、置き勉(教科書などを学校に置きっぱなしにすること)を認めているところがほとんどでしょう。小学生のランドセルは教科書などが多くて重いので、小さいお子さんは風が強い日など、フラフラして危ないです。
ドリルなどなども置き勉にしてしまいたいところですが、特に漢字ドリルや計算ドリルを用いて、毎日のように小テストをしてくださる熱心な先生もいらっしゃいます。
こういったときも、漢字ドリルをスキャンしておけば、テスト前に学校から持ち帰ってくるのを忘れたり、学校に持って行くのを忘れたりのストレスを軽減することができます。